屋根塗装
屋根塗装
屋根は、日光や雨などが直接当たる環境に置かれておりますので「シッカリ」とした塗料の選択が必要になります。
上塗り材同様、下塗り材も慎重に選ぶ必要がございます。
乾式コンクーリト洋瓦(モニエル)などの瓦は適切な工法で専用の下地材を使用しなければ剥離の原因となります。 専門的な知識がない業者様はモニエル瓦は塗れないと言われる場合もございますが、適切な工程で専用の塗料を使用すれば塗装工事可能です。
乾式コンクリート瓦(モニエル瓦・クボタ洋瓦・スカンジア瓦など)
乾式コンクリート瓦塗膜の剥離です。洗浄不足やプライマーがしっかりと塗布されていない場合下記の様に剥離します。
塗材によっては強溶剤の塗料でシーラーレス塗料もございますがいずれにしろ高圧洗浄はしっかりと行わなければなりません。屋根の洗浄は時間がかかりますし、かなり洗浄水が飛散いたします。近隣様にご迷惑がかからぬよう屋根の塗装のみの場合でも、足場設置をさせて頂くようお願しております。足場は、昇降用、飛散防止ネット用、安全対策用とどうしても必要となります。
高圧洗浄にはトルネード洗浄(高圧洗浄機のガン先に回転式器具設置)を行い高圧洗浄を行います。
高圧洗浄でスラリー層をしっかり除去する事がとても大切です。ブラシ等でこすってトルネード高圧洗浄するのも効果的です。
薄型化粧スレート瓦(カラーベスト・コロニアル瓦など)
スレート瓦もしっかりと洗浄を行うことが最も重要で、割れなどがあれば部分的にでも差し替えをお勧めしております。弊社は瓦の技能士も在籍しておりますので、差し替えも自社で行います。一枚何百円の瓦なので差し替えと言っても高額にはなりません。お気軽にご相談ください。
スレート瓦は縁切り工事が必要です。一般的に3回塗りが基本な化粧スレートの塗り替え工事ですが、ローラーや刷毛で3回ほどしっかりと、塗装を行えば瓦の隙間に塗料が入り込み隙間を埋めてしまいます。すると雨水などを排出できなくなり「毛細血管現象」で水分が徐々に押し上げられ雨漏りなどが起こる場合がございます。
縁切り工事はカッターナイフや専用ナイフなどで隙間を作る場合と、縁切り部材を設置する方法がございます。
弊社は縁切り部材「セイム」のタスペーサー取り付けを工法として採用しております。
コミコミパック(広島 限定)でもタスペーサー工法を採用しておりますので縁切りもしっかりしております。